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  • ブランデンブルク門
  • ベルリンの壁
  • ポツダム広場
berlin

Berlin-ベルリン-


 ドイツの首都であり、欧州ではロンドンに次ぐ大都市圏を形成する町。歴史は比較的浅いものの、かつての列強プロイセンの強大な力の下に急速に発展し、現在では、その往年の繁栄を偲ぶ大宮殿が世界遺産に登録されている。

 また、第二次世界大戦後の東西ドイツ分裂や冷戦の象徴ともなったベルリンの壁でも殊に有名。

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Berlinの簡単な歴史の紹介

カイザーヴィルヘルム教会

 太古よりこの地に人が居住していたが、8世紀にはゲルマン人に代わりスラヴ人が流入、12世紀半ばまで定住することとなる。しかし、1157年にブランデンブルク辺境伯の手が入り、次第にゲルマンによる小さな街区ができるようになった。ベルリンの名が初めて文献上に出るのは1244年だが、現在のベルリン圏を形成する町は12〜13世紀に一気に誕生している。そして、1451年にはついにブランデンブルク選帝侯の都となり、大都市への歩みを始めることとなる。そして、18世紀にはプロイセン王国の都として全盛を極め、1871年にはドイツ帝都へ、そして欧州屈指の大都市となる。しかし、20世紀の大戦後には、ご存知東西冷戦時代の負の遺産の町として重き時代を歩むこととなった。

  •  Data

    Berlinのデータ


    帰属連邦州ベルリン特別市(単独州)
    人口3,430,545(2009年4月)
    祭りベルリン国際映画祭等
    名物カリーヴルスト(カレーソーセージ)
    世界遺産宮殿群/博物館島/モダニズム建築
    おすすめ度☆☆☆☆
    キャッチフレーズモダンアートのメッカ
    公式サイトhttp://www.berlin.de/
  •   Map

    Berlinの地理

    ベルリンの位置

     ドイツ北東部のブランデンブルク州のほぼ中央に位置し、東のポーランドと70キロ程隔てたところにある。

     また、市街部にはシュプレー川が流れ、郊外のポツダムなどには多くの湖も点在し、水の中の大都市という特色もある。

    GoogleMapを見る

  • Access

    Berlinへのアクセス


    ドレスデンからECで約2時間10分

    ライプツィヒからRB/REで約2時間半
     (ヴィッテンベルクでREに乗換)

    ポツダムからSバーンで約38分

    ハンブルクからICEで約1時間50分

    ブランデンブルク−ベルリンチケットを使用すれば、週末と平日9時以降は、普通電車(RE/RB/S-Bahn等)とバスであれば、5人まで有効で26ユーロで乗り放題ですので大変お得です!1人でも19ユーロです。

ここからはBerlin-ベルリン- 旅行記-Reisebeschreibung-

徒然旅行記のコーナー -モノリスの眼-

高層ビル群

数十年後の未来のベルリン

空色のビルの陰で

小さな四角柱の壁が行き交う人を見つめている

空を舞う人間

地を這う人間

この町は

いつも何かに二分されてきた

未来の町でも

人は空と地に分かれ

見下ろす人間と見上げる人間に分けられた

でも

この地には英知の欠片がある

空からは廃墟にしか見えないあの汚れた壁こそ

この地上の町の今を生み出したもの

ソニーセンター

ポツダム広場こそ

生まれ変わったこの町の源

博物館島こそ

数百年の時の宝物庫

数十年後のベルリンに居ても

それは変わらない

ここが悲劇の舞台だったことは

空の人間には分からない

・・・・・・

東を歩いて思った

こんなにも寂れて朽ち果てた建物があるのに

何故あの空の向こうには摩天楼が見えるのだろう

東を歩いて思った

ここには欄干に力なく横たわった人がいるのに

何故あの川の向こうは飾り物をジャラジャラ身につけた若者ばかりなのだろう

人間は努力したからこそ

未来で大きな空を手に入れた

誇るべきものだ

でも

それによって地を見る眼をなくしては

あのモノリスに宿る力は恐ろしいものになるだろう


ベルリンの壁

格差が人を二分するベルリンの社会

西と東の歴史の傷は

今でも露骨に眼に迫る

ポツダム広場の一角にぽつんと立っているベルリンの壁

今は力を抑えているけど

きっとまだ

人の行く末を見つめているのだろう

しかし百年後には

モノリスとなって人の前に現れる

そこで人は進化を得るか

そこで人は滅亡を見るか

彼は見つめているはず

ベルリンっ子だけでなく

世界中から訪れるあらゆる人々を


Berlin-ベルリン- 旅行記-Reisebeschreibung- おわり

-町の小窓たち-

高層ビル群 ソニーセンター ベルリンの壁
連邦議会議事堂 カイザーヴィルヘルム教会 博物館島 シナゴーグ

  詳細はフリー写真de小旅行Terminal〜ベルリン〜でご紹介中です。

-旅行記後記-

森鴎外の家

 東西が統一して20年以上が経過した現在のベルリン。抑えられていた力が解放されて進化し続ける、バイタリティーの塊のような町です。でも、それは実は表の顔。

 町をよく見てみると、かつての東ドイツの傷跡や、現在のベルリン市民の格差を露骨に感じることができます。そんな町を旅して、ポツダム広場の壁の跡を見たとき、その形状がモノリスに似ていることに気がつきました。戦争の遺産を人の進化に還元できるか否か・・・百年後のモノリスが答えを見せてくれると思います。

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-町の見所-

 首都ベルリンには、世界遺産や歴史的建造物だけでなく、体験型のスポットやショッピングスポット、芸術鑑賞から大戦の爪痕まで、様々なタイプの見所が詰まっています。ここでは、動画でその一部をご紹介します。

 ベルリンといえば近郊のポツダムもセットです!近世の歴史の勉強を少しでもしてから行ってみてくださいね。予備知識があればあるほど魅力の増す町です!