各地方や町のグルメのご案内!
【ハンブルク】
- アール・ズッペ(Aalsuppe)
ハンブルク名物の、ウナギのスープです。日本の料理のように下処理をせずに煮込むので、ちょっと臭みがあります。港湾都市ハンブルクは、ドイツで最も魚介料理のおいしい都市ですので、この地方に旅行したら是非味わってみましょう!
【ベルリン】
- カリーヴルスト(Currywurst)
ソーセージの市場でもご紹介しましたが、ソーセージを小さく切ったものにケチャップと粉カレーをかけた料理です。軽食ですので、ちょっとした買い食いのファーストフード感覚で食べてみましょう!
また、上でご紹介したアイスバインも、元々はベルリンの郷土料理だったようです。
【ライン地方】
- ザウアーブラーテン(Sauerbraten)
ドイツ全国で食べられている名物料理ですが、ライン風ザウアーブラーテンもひとつの郷土料理として定番です。薄切りの雄牛肉を、オイルとワインビネガーに数日間漬け込んでから焼いて煮るという料理です。ワイン特産の地域だけに、ソースにはワインが使われたりしますよ。尚、写真ではクネーデルとロートコールが付け合せてあります。
【フランクフルト】
- リンゼンズッペ(Linsensuppe)
リンゼンズッペとはレンズ豆のスープのことで、フランクフルター・リンゼンズッペとしては、スープの上にお馴染みのフランクフルター・ソーセージがのったものをいいます。スーパーなどでレトルトが買えますので、お土産にしてもいいと思いますよ。
- ハントケーゼ(Handkaese)
チーズに酢とオイル、更に玉ねぎの微塵切りを合わせた料理です。
【フランケン地方】
全体的に、フランケンの辛口の白ワインを使用した料理が名物となっています。
【バイエルン地方】
ビール王国ともいえるバイエルンの郷土料理の特徴は、濃い味で豪快な肉料理です。上でご紹介しているシュヴァインスハクセをはじめ、ミュンヘンのオクトーバーフェストの名物であるヘーンデル(香草やスパイスを使った鶏の丸焼き)などがあります。
【シュヴァーベン地方】
- マウルタッシェ(Maultasche)
シュヴァーベン地方はバーデン=ヴュルテンベルク州中南部からバイエルン州西部の一部を言います。この地方の名物スープがマウルタッシェンで、一見ワンタンのように見えるものはラビオリ風のパスタで、中にはひき肉が入っています。
その他にもシュヴァーベン地方には様々な味覚がありますので、シュトゥットガルトからアウクスブルクの辺りに旅行した際には、是非郷土料理を味わってみてください。