自然も楽しめる世界遺産(その他)
【ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群】
18世紀から19世紀にかけて北ドイツに君臨したプロイセン王国の遺産群です。フリードリヒ大王のサンスーシー宮殿や、華麗で美しい建造物と庭園が1990年に登録されています。詳しくはポツダム紹介記〜樹々たちの心の葛藤へどうぞ。
【ヴァルトブルク城】
ゲーテやバッハ縁のアイゼナハの近郊の山の頂に11世紀に建てられ、漆黒の外観と自然の景観が美しい遺産です。1999年に登録されています。また、タンホイザー伝説の舞台でもあり、宗教革命で有名なルターが一時隠れ住んだ城としても有名です。
画像『フリー百科事典ウィキペディア』引用※
【ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場】
ロマンチック街道の起点として有名なヴュルツブルクですが、この町の豪華なレジデンツが2000年に登録されています。18世紀に建てられ、欧州を代表する宮殿でもあり、世界最大のフレスコ画もあります。また、町自体も1300年以上の歴史をもち、マイン川と丘陵の織り成す中世の景観が見事です。
【デッサウ・ヴェルリッツの庭園王国】
歴史上重要な建築・景観美などが認められ、2000年に登録されました。ザクセン=アンハルト州のヴェルリッツを中心とした地域に、18世紀半ばからヨーロッパ初、最大級の英国式庭園として築かれました。尚、デッサウには、別件でバウハウスも登録(世界遺産@でご紹介中)されています。
【ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラー】
魔女伝説縁のハルツ山地の町ゴスラーは、1992年に世界遺産となりました。10世紀以降繁栄をもたらした欧州最古の鉱山であるランメルスベルク鉱山、ハルツの自然の中の木組みの独特の町並みは、たいへん美しいですよ。詳しくはゴスラー紹介記〜夜は不気味、昼は神秘的な町へどうぞ。
【ブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルスト】
18世紀のドイツで絶大な権力をもつ1人であった、ケルン大司教によって建てられたロココ様式の豪華な宮殿です。18世紀の芸術文化を結集した遺産として1984年に登録されており、現在でも国賓の応接場所として使用されています。
画像『フリー百科事典ウィキペディア』引用※
【ムスカウアー公園/ムジャコフスキ公園】
ドイツとポーランドを流れるナイセ川周辺に造られた広大な英国式庭園です。1815年から造られ、景観デザインの傑作として2004年に世界遺産に認定されました。
【ワッデン海】
オランダからドイツを経てデンマークに至る北海沿岸の湿原で、豊かな動物相、鳥類相、植物相があることで2009年に世界自然遺産に登録されています。