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音楽家ゆかりの町ランキング

音楽家ゆかりの町ランキング

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バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーン、シューマン、ワーグナー・・・数多くのドイツのクラシック作曲家たちが活躍した町、生誕地、銅像や博物館のある町などをランキング形式にご紹介しています。
尚、あくまで有名音楽家の足跡に沿っていますので、音楽祭が開かれる町などは特に考慮していません。



第2位 -ライプツィヒ-

ライプツィヒ  
バッハ/メンデルスゾーン他
バッハの像

 『音楽の父』バッハが活躍した音楽の都。その舞台であるトーマス教会をはじめ、新ゲヴァントハウスなどのクラシック史上重要なスポットもたくさん!

 バッハ博物館にバッハの像と墓、『結婚行進曲』などで有名なメンデルスゾーンの像や晩年を過ごした家、更にはシューマンも活躍し、ワーグナーの生誕地でもあります。


 ライプツィヒ紹介記もご覧下さい。

第1位 -ボン-

ボン  
ベートーヴェン/シューマン
ボン

画像『フリー百科事典ウィキペディア』引用


 何といっても有名なのが、ベートーヴェンの生誕地であるということです。活躍はウィーンでしたが、ボンにはベートーヴェン縁のスポットがたくさんあります。生家はもちろん、ベートーヴェン管弦楽団の本拠であるベートーヴェンホールもあります。また、毎年秋にはベートーヴェン祭も開かれ、町中が音楽で響き渡ります。


 それから、ボンといえばロマン派著名音楽家のシューマンの亡くなった町でもあり、シューマン記念館やシューマン夫妻の墓(アルター墓地内)もあります。

第3位 -バイロイト-

バイロイト  
ワーグナー/リスト
ヴァンフリート荘

 『歌劇王』と評されるリヒャルト・ワーグナーの町ともいって良いバイロイト。毎年開かれるバイロイト音楽祭では、有名な『ニーベルングの指輪』などのオペラが催されます。

 スポットとしては、音楽祭の舞台である祝祭劇場、妻のコジマと暮らしたヴァンフリート荘、その内部のワーグナー博物館等です。また、妻のコジマはピアノの巨匠リストの娘でもあり、リストの墓もここバイロイトにあります。

 バイロイト紹介記もご覧下さい。

第4位 -ハンブルク-

ハンブルク  
ブラームス/テレマン/ヘンデル
ブラームス博物館

 ブラームスの生誕地ですが、生家は戦災で消失し、博物館やモニュメントだけがあります。


 また、当時はバッハをも凌ぐ名声を誇った、バロック音楽家テレマンが音楽監督などを務め、『ハンブルクの潮の満干』といった名曲を残しています。それから、バロックの巨匠ヘンデルがブレイクしたのも、ここハンブルクです。


第6位 -ハレ-

ハレ  
ヘンデル
ハレ

画像『フリー百科事典ウィキペディア』引用


 バロック期においては、バッハの次に偉大とされるヘンデル。『ハレルヤコーラス』等、多くの有名曲があります。そのヘンデルの生誕地であり、生家や像があります。


 彼はイギリスに帰化しましたが、晩年まで故郷であるハレにはよく滞在しました。現在ではヘンデル音楽祭が開かれるなど、『ヘンデルの町』として知られています。


音楽家の足跡地図

※当ページでご紹介している17の町の地図になります。



より大きな地図で 音楽家の生誕地・ゆかりの地マップ を表示
地図の目印
赤の目印黄色の目印
【A】ボン【A】ツヴィッカウ
【B】ライプツィヒ【B】ヴァイマール
【C】バイロイト【C】アウクスブルク
【D】ハンブルク【D】ケーテン
【E】アイゼナハ【E】デュッセルドルフ
【F】ハレ【F】バーデン・バーデン
【G】ドレスデン【G】アルンシュタット
【H】ガルミッシュ=パルテンキルヒェン※各都市名は、当ページの該当場所にリンクしています。
【I】ニュルンベルク
【J】ベルリン

第5位 -アイゼナハ-

アイゼナハ  
バッハ
アイゼナハ

画像『フリー百科事典ウィキペディア』引用


 バッハが1685年に生まれた町です。専らバッハの生誕地としてばかりが目立ちますが、世界遺産のヴァルトブルク城を有する観光地でもあります。

 バッハゆかりのスポットとしては、博物館となっているバッハ一族が過ごした家(バッハの生家ではありません)やバッハの像です。


第7位 -ドレスデン-

ドレスデン  
ウェーバー/他多数
ドレスデン

 モーツァルトとワーグナーの間を結ぶオペラ音楽家として有名なウェーバーですが、彼はザクセン宮廷の楽長としてドレスデンで活躍しました。現在でも郊外に博物館があります。


 また、ドレスデンは18世紀には音楽の都としても栄え、多くの有名音楽家がドレスデン歌劇場(現ゼンパー・オーパー)で活躍しています。


第8位 -ガルミッシュ=パルテンキルヒェン-

ガルミッシュ=パルテンキルヒェン  
リヒャルト・シュトラウス
リヒャルト・シュトラウスの家

 ロマン派音楽家のひとりとして有名な、リヒャルト・シュトラウスが晩年を過ごした町が、アルプス山麓にあるガルミッシュ=パルテンキルヒェンです。彼自身は名誉市民の称号も受けているほどです。

 スポットは、もちろんリヒャルト・シュトラウス博物館です。

第9位 -ニュルンベルク-

ニュルンベルク  
パッヘルベル
ニュルンベルク

 バッハ以前のバロック音楽の著名作曲家であるパッヘルベル。何といっても『パッヘルベルのカノン』はたいへん有名ですよね!


 そのパッヘルベル生誕の町がここニュルンベルクで、少年期から青春時代、そして晩年を過ごしました。特に聖ゼーバルドゥス教会などで活躍、お墓もニュルンベルクにあります。バイロイト紹介記もご覧下さい。

第10位 -ベルリン-

ベルリン
多数
ベートーヴェン-ハイドン-モーツァルト像

 プロイセンによって大繁栄を遂げたベルリンは、18世紀以降はヨーロッパ文化の都、そして現在まで音楽の都としての地位もゆるぎないものです。国内外多くの音楽家がベルリンで作品を発表し、自ら指揮棒も振るっています。


 中心部のティーアガルテンには、写真のベートーヴェンとハイドンとモーツァルトによるモニュメントがあります。


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ドイツクラシックの豆知識

クラシック音楽の年代

このページをご覧になっている方はご存知の方も多いと思いますが、ここではクラシックの簡単な歴史を、ドイツ音楽家を通してご紹介します。

現在よく耳にするクラシック音楽といえば、ほぼバロック音楽期から始まります。おおよそ1600年から1750年までを指し、パッヘルベル、テレマン、バッハ、ヘンデルなどが活躍しました。

1730年から1810年頃までを古典派といい、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンが活躍しています。

その後1900年頃までをロマン派といい、シューマン、メンデルスゾーン、ワーグナーなどの時代です。尚、ブラームスも同時期ですが、古典派音楽やバロック音楽を重視した人物です。

ちなみに、1750年のバッハの死をもって古典派へ、そしてベートーヴェンをもって古典派からロマン派に移行していきました。

7つの町ピックアップ

ツヴィッカウ

ツヴィッカウ

マイナーな町ですが、ザクセン州第4の町でもあります。ただ、やはり音楽家シューマンの生誕地というのが、町としては最大の見所となっています。生家や像などももちろんあります。

画像『フリー百科事典ウィキペディア』引用


ヴァイマール

ヴァイマール

ワイマール、ヴァイマルなどとも呼ばれ、世界遺産となっている文化的都です。ここではバッハが宮廷オルガニストを務め、多くのオルガン名曲が生み出されました。バッハの像などがあります。また、ピアノの巨匠リストの家などもあります。


アウクスブルク

アウクスブルク

モーツァルトの父である音楽家レオポルト・モーツァルトの生家兼博物館があります。ただ、やはりモーツァルト一族の故郷としての観光的な意味合いが強く、ザルツブルク生まれのモーツァルトは元々この地方の家系だったことがわかります。


ケーテン

ケーテン

バッハが1717年から1723年までハンハルト・ケーテン侯の宮廷楽長を務めた町です。ブランデンブルク協奏曲や無伴奏チェロ組曲といった名曲を生み出しました。バッハ記念碑などがあります。

画像『フリー百科事典ウィキペディア』引用


デュッセルドルフ

デュッセルドルフ

個人的にシューマンの『交響曲第3番ライン』が好きなので、デュッセルドルフも入れてみました。デュッセルドルフの管弦楽団・合唱団の音楽監督でもあったシューマンは、このライン河畔から楽想を得たといわれています。


バーデン・バーデン

バーデン・バーデン

ドイツ最大の温泉保養地として有名ですが、クラシック音楽家達も癒されにきた町です。中でもブラームスは1865年から10年間別荘として過ごし、その家が博物館として残されています。『青く美しきドナウ』等で有名なヨハン・シュトラウス2世なども訪れたそうです。


アルンシュタット

アルンシュタット

1703年、18歳のバッハが初めてオルガニストに就いたのが、ここアルンシュタットのバッハ教会です。後に大音楽家となるバッハが、実質初めて本格的に動き出した新天地ともいえます。

画像『フリー百科事典ウィキペディア』引用


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