4月の後半はもうすっかり春!
緑が息吹き、蝶が舞い、花の香るミュンヘンの春。3月末にようやく春の足音が聞こえてきたと思ったら、冬から抜け出すのはあっという間!4月も半ばを過ぎると、町は一気に緑へと染まっていきます。
あー眠い・・・なんてぬくぬくした雰囲気。そもそもミュンヘン気質って、東京などの雑踏より、遥かにゆっくりとした時間が流れているところにあると思います。ラテンも混じったミュンヘンの雰囲気が一気に花咲く季節・・・楽しい陽気な季節が始まるんです!
春のミュンヘン観光、でも気温を侮ってはいけません。雪が降ることだってありますので、軽い冬服くらいが適していると思います。東京から大阪で言えば、3月初旬くらいの気候だと思ってください。ちなみに、花粉症の心配はほとんどいらないと思います。
平均気温 | 平均降水量 |
7.6℃ | 62mm |
イギリス庭園の春とヌーディスト文化
ミュンヘン観光3月版では、まだまだ寂しい雰囲気の漂っていたイギリス庭園。でも、サイドの写真を是非ご覧ください。もうすっかり緑に包まれ、ようやく命の踊る季節がやってきたのだ!
ミュンヘン観光プレミア地図の右上にある、緑のイギリス庭園には、ミュンヘン中から人がわさわさ集まってくる。その様子は、横の写真をご覧いただければ一目瞭然!地面を覆う草花に寝そべったミュンヘン人、いかに春を待ちわびていたかっていうことが、わかっていただけると思います。日本のように梅や桜の花見はないですが、園内で日光浴をするこの光景が、日本の花見に当たるわけです。
ところで・・・この写真の光景・・・すごい。だって、そこら中に寝そべっている人が、ことごとくヌーディストなのだから。実はこのイギリス庭園、園内を流れる川の西側の一部区域では、オールヌードが合法になっているのだ!日本ではありえない・・・仮にあったとしても、脱ぐような人はいなさそう・・・でも、ミュンヘンは違う。脱ぐのだ!特におっさんはひどいもんだ。目を覆いたくなるような格好で、堂々と園内を歩き回る。満足気な顔で。勘弁してほしい。さすがに若い男女はせいぜい上だけですが。。。
でも、それがミュンヘン気質。訪れた春を喜ぶ姿だって思えば、微笑ましい光景にも見えてくる。
園内には、他にもシンボル的建造物である中国の塔(左下の写真)の周りでは、早くもビアガーデンがオープン!至る所で春の喜びが感じられるはずです。3月とは大違いのこの雰囲気、感じていただけたでしょうか?
イースターとフリューリンクスフェスト
ミュンヘンの春の2大祭りであるイースターとフリューリンクスフェストのご紹介です!
まずはイースターですが、これはキリスト教圏ではクリスマスに次ぐ重要な祭典!毎年だいたい4月第1週の金〜月曜(日付はこちらを参照)にかけてお祝いが催されます!
町にはイースターエッグやイースターのうさぎグッズが溢れ、春の訪れを祝う祭りとしても賑わいます!ただ、イースターの金・日・月(土曜は例外)については、町の店なども閉まってしまいますので、観光の際には十分気をつけて計画を立ててくださいね。
そして、ミュンヘン人が最も盛り上がる春祭りといえば、何といってもテレジエンヴィーゼで催されるビールの祭典、フリューリンクスフェスト!!さすがビールの町ミュンヘン!4月半ばから2週間に渡って開催されるこの祭り、簡単に言えば、オクトーバーフェストの春バージョン!ただ、オクトーバーフェストよりは少し規模が小さく、世界的には知られていないので、ミュンヘンやドイツの人たちが中心で騒ぐって感じです。それでも、内容はオクトーバーフェストそのものですので、ミュンヘン観光9月版を参考になさってください!