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世界中の犬の憧れの国?!

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私がドイツ留学生活で実感したドイツ文化。ここでは、ドイツ人社会に溶け込む犬の生活に焦点を当てて、そのカルチャーショックをご紹介!右の4つの項目で構成しています。
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犬は人間の最良の友達?!

 「Hunde der beste Freund des Menschen」という言葉があります。

 ドイツでは、犬は人間の一番の友達とされていて、もはやドイツの社会には欠くことのできないほどの大きな存在!当たり前のように犬の権利もあれば、胸を張って堂々と町を歩く犬、首輪なんてなくても飼い主と歩を揃え、電車やレストランでもおとなしく座り、もうそこは日本では想像もつかないような犬の社会があるんです。


犬は家族の一員

 日本でももちろん、犬は誠実で賢い動物の代表ですが、ドイツ人が考えるのは「動物というより友達」なんです。ペットという感覚よりも友達や子供という感覚、これは飼い主以外のドイツ人でも浸透しているので、日常生活の至る所に人と犬とのコミュニケーションを見ることができますよ!


 ドイツ人の生活に溶け込む犬の社会を見てみると、それだけでもドイツという国と日本の大きな文化の違いも見えてくるんです。


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犬と子供のしつけはドイツ人にさせろ?!

 「ワンワンワンワン!!!ウルルルゥ・・・」

 旧市街で犬がわめいている。その隣では、飼い主らしきドイツ人が「静かにしなさい!」などと注意する。でも、犬は聞き分けがない・・・。


 こんなシーン、大抵の日本人の感覚からしたら、「うるさい犬」ということで話が終わると思います。でも、ドイツ人の感覚は違うんです。あきれた目で見られるのは犬ではなく・・・「飼い主」なんです。


 ドイツ人にとって、犬はペットではなくて子供の1人。社会で受け入れられているというのはつまり、社会に迷惑をかけるような犬であってはいけないということでもあります。でも、小さな子供がいたずらをしても咎められるのは親であるように、犬のやることも飼い主が絶対的に責任を持たなくてはいけません。

 日本では所詮"犬"みたいな目で見られることも多いですが、ドイツでは「犬だから仕方ない」ではすまされないんです。


 そのためドイツでは、自分の子供をしつけるのと同様に、犬のしつけもしっかり行います。犬の世話の為の学校などもあり、犬の保護責任者としての意識をしっかり植え付けられることにもなります。

 「犬と子供のしつけはドイツ人にさせろ」という諺はこうしたドイツの文化を元に生まれているんです。


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犬のためには税金も払う?!

 時は17世紀末。江戸の町では、お犬様に深くお辞儀をする人々。そこは犬の国であって、人はその僕として扱われていました。そう、これが将軍綱吉による生類憐みの令がもたらした社会です。犬への税金は当たり前、むしろ人間の生活を圧してまでも、お犬様を大切にしなくてはならない世の中でした。


 日本にもそんな時代があったんですね。それならドイツはどうでしょうか・・・?もちろん、犬の税金は納めています。犬を飼うときには税務署に届け出て、毎年5千円から2万円程も払っているんです。


 でも考えてみてください。ドイツにとっては、犬は小さな子供と同じような感覚です。子供に対しての税金はかかるというのに、犬にかからないわけはありません。至って普通のことなんです。

※ドイツと綱吉時代の江戸の事情とは全く異質のもので、関係はありません。


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電車の切符代なんて当たり前!

犬の電車賃

 犬が社会の一員なんだって実感するのがこの1枚。これこそ日本にとっては珍百景だと思います。

 この写真の「EinzelTicket」というのは、切符(シングル)のことです。そしてその右にある「Erw.」は「Erwachsene(大人)」の略。ということは・・・その隣に記されているのは子供のはず。

 あったあった!「Kind」は子供のこと、でも「Hund」は?そう、犬です。何と電車賃をとられるんです。しかも、子供料金と全く同じ。。。


 これでもうドイツの犬のポジションがわかりましたよね。ペットではなく、ある意味子供と同じ。彼らも社会の一員として、小さな子供と同様に対していきましょう。


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