年間で最も雨の多い7月
ミュンヘンの7月は、1年で一番グズグズしてる。晴れてたと思ったら、急に曇ってみたいな。爽やか続きと思いきや、日本の梅雨を思い出すような天気もあるみたいな。そりゃ日本のように蒸し暑くはないから遥かにましだけどさ。でも、ちょっと面倒くさい。
だから、観光のハイシーズンだからといって、快晴!ばかりは期待できないかも。更には1年で最も暑い時期なので、7月のミュンヘン観光は、あえて屋内情報をお届けします。教会の冷気や、レストランのビールの癒しがお伝えできるよう。外の観光スポットは、来月の8月の案内人のところへお願いします。
話は気候に戻るけど、いくら1年で最も雨が多いといったって、日本の次元じゃないから大丈夫ですよ。東京と比較したら、平均気温も降水量も10月とほぼ同じ。大阪もだいたい似たような感じです。イメージできましたか?
って10月?!って思ったかもですが、そうなんです。ミュンヘンは、7月が1年で最も暑いのに、関東から関西の10月並み。東京や大阪の7月の平均気温からしたら、約10℃も低いんです。
服装は基本半袖でOKだけど、朝晩は涼しく、たまにびっくりするような寒い日もあるので、羽織を1枚用意しておこう。
平均気温 | 平均降水量 |
17.2℃ | 140mm |
レストランと避暑の教会屋内情報
何だろうかこの冷気。厳かな雰囲気もさることながら、石造りの分厚い壁に囲まれた聖域、ひんやりと肌に冷たい。まるで外とは違うこの空気。
さて、ミュンヘンの観光地図を広げてみよう。ミュンヘンのシンボルであるフラウエン教会(赤のB)、最古の聖ペーター教会(赤のC)、黄色のテアティナー教会(赤のK)、旧市街にもたくさんの教会があるが、やはりどこよりも冷たく感じるのが聖ミヒャエル教会(黄のB)。ミュンヘン観光が7月の暑い日であったなら、これらの教会で暑さを凌ぐのは最適だ。
ザザザザザ・・・と、急に雨が降り出した。こんなのも珍しくない7月の天気。でも、ミュンヘン人はめったに傘なんてささない。日本人より野生だし、短時間であがることが多いので、彼らには傘なんて必需品ではないのだ。
でも、雨なんかに濡れずに、ゆっくりとショッピングを楽しめる場所がある。屋内大アーケードのフュンフヘーフェ(赤のP)。いい雨宿り観光になるはず。
最後に、暑い日、雨の日、そんなの関係なく、最高にミュンヘンを楽しめる場所をお知らせしよう。やはり、旅の醍醐味はグルメに尽きる!
管理者から託された4枚の写真を上と左に設けたが、いずれもミュンヘン屈指の名レストラン。あげればキリがないので、ここではこの4つに絞ってご紹介。尚、ミュンヘンのグルメ情報地図のページでは、30以上の様々なグルメ店を紹介しております。
まずは左上のアウグスティナー・グローセガストシュテッテン。有名なアウグスティナー醸造所直営のレストランで、1500人も収容できるメガレストラン。ガツガツした忙しない、いかにもミュンヘンらしい雰囲気だが、それが逆に観光気分を高めてくれよう。
続いて右上のツム・フランツィスカーナー。州立歌劇場すぐ近くの名レストラン。店内は明るい雰囲気で、入りやすい雰囲気がいい。特に、恋人同士で中庭席のレープクーヘンの木の下なんてのは最高のシチュエーション。
そして左は、ミュンヘンのシンボルレストラン、ホーフブロイハウス。16世紀にできた宮廷醸造所直営の伝統ビアホールで、ミュンヘン観光に不可欠の場所。年中オクトーバーフェストって感じ。興奮のるつぼ。ワイワイ騒ぎたい方には最高。でも、落ち着きたい方には最悪。
最後に左下のラーツケラー。文字通り新市庁舎の地下にある有名レストラン。割と手ごろな価格で、何より落ち着いた雰囲気で食べられるのがいい。とはいっても、敷居は決して高くないので、構える必要はありません。
おまけ〜ミュンヘンの5つの門
ミュンヘンの5つの門のご紹介!ミュンヘン観光プレミア地図を確認してください!北は凱旋門(ジーゲス門/地図北部)、西はカールス門(赤のQ)、南はゼントリンガー門(黄のD)、東はイザール門(黄のC)、そして旧市街の少し外にケーニヒス門(黄のI)があります!
※周りの5枚の門の写真、季節がバラバラですみません。