ホワイトクリスマスも夢じゃない12月
寒いはずの12月。。。でも、そんな寒さを忘れさせてくれる季節です。平均気温がマイナスなんて、確かに凍えてしまうけど、逆にそれがクリスマスのロマンチックな雰囲気を盛り上げてくれる・・・そんなミュンヘンの12月です。だって、クリスマスが寒くなかったら、雰囲気なくなちゃいますもんね。
吐く息は真っ白、肌もピリピリ痛かったり、ブーツがなけりゃ足元やばい、耳も凍ってしまいそう・・・でもでも、クリスマスマルクトの熱気とグリューヴァイン(ホットワイン)のカップの温かさが余計に身に染みる・・・。そして、空からは雪が落ちてくる・・・最高のクリスマスですよね!ドイツの12月の寒さは・・・舞う雪とともに、幸せな気分を届けてくれます。
平均気温 | 平均降水量 |
−0.9℃ | 50mm |
ミュンヘンのクリスマスマルクト情報
そもそもクリスマスマルクト(クリスマスマーケット)とは、ドイツ全国で12月頭(11月末のところもあり)から24日辺りまで開かれる、いわゆるお祭り。キリスト降誕祭とも呼ばれ、各町にはクリスマス飾りやプレゼントの数々、ソーセージやホットワインの屋台などがたくさん並ぶ。そして、その会場自体の装飾も素晴らしく、訪れる者皆がメルヘンやロマンチックな雰囲気に酔いしれるのだ。
そして、ミュンヘンのクリスマスマルクトはというと・・・全国的にも大規模なものの1つ。毎年アドヴェント(イブ前の4週間のことを指す)に入る直前の金曜17時にオープンし、市内には小規模会場から大規模会場まで、主に以下のような場所で開かれる。
- マリエン広場周辺〜カールス広場(旧市街)
- パージング(Pasing)
- シュヴァービング(Schwabing)
- ロートクロイツプラッツ(Rotkreuzplatz)
- イギリス庭園〜中国の塔
サイドにも少しご紹介中ですので、ご確認願います。尚、会場へのアクセスは、ミュンヘン観光プレミア地図の広範囲で見ていただき、雪印のマークを確認してください。
カールス広場のクリスマス
ミュンヘン旧市街の西の入口にあるカールスプラッツ(カールス広場)。普段は噴水広場として町の憩いの場にもなっているこの場所に、11月末にもなると、突如としてスケートリンクが出現する。
ミュンヘンの冬の風物詩となるこの光景、クリスマスマルクトの期間には、スケートリンク前にグリューヴァインやソーセージなどの軽食の店が出来上がり、わいわいと賑わう広場になる。元々忙しない賑やかな広場だが、この時期はいつもとはまた違った雰囲気に包まれ、マリエン広場のマルクトとは違ったクリスマスの雰囲気を味わうことができるはず!
そんなカールスプラッツのクリスマスの写真を、周りに5枚ほどご案内。木で組まれた仮設の店の上には、スケートリンクやカールス門を見下ろせる2階部分もあり、今でしか見ることのできない視点から写真も撮れるので貴重。
グリューヴァインを飲みつつ温まりながら、カールス門をくぐってマリエン広場の大規模なクリマルへと向かいましょう。
マリエン広場のクリスマス
どこの町でも、クリスマスが最も盛り上がるのは、旧市街の中心にあるマルクト広場です。ミュンヘンでいうと、それは新市庁舎前のマリエン広場。ミュンヘン観光プレミア地図では、赤のAの辺りです。でも、ミュンヘンのはもっともっと大規模!フラウエン教会辺りから始まる屋台は、マリエン広場を中心として色々分かれます。新市庁舎の正面左のワイン通りも、赤のCの聖ペーター教会の前から始まるリンダーマルクトも、マリエン広場とゼントリンガー通りを結ぶローゼン通りも、黄色のDのゼントリンガー門周辺も、ことごとくクリマル一色なんです!!
それから、マリエン広場で開かれるイベントも!毎日17時半からの新市庁舎のバルコニーのクリスマスコンサートは、一帯を神聖でロマンチックな雰囲気で満たしてくれますよ!
そして、うっとりするような電飾では、新市庁舎前の2,500個の電球で飾られた30メートルの巨大ツリーがミュンヘンクリマルのシンボル!そして、聖ペーター教会のちょっと南の近くのリンダーマルクトでは、写真のクリスマスピラミッドがシンボルとなっていて、キリスト降誕の情景を表した大きなクリッペと一緒に飾られています。もう雰囲気がたっぷり・・・。
クリマルといったらニュルンベルクやシュトゥットガルトが有名だけど、ミュンヘンも全然見劣りしない素晴らしさでいっぱいです!12月のミュンヘン観光は、旧市街に溢れるたくさんの屋台で買い食いして、楽しく胸躍る買い物をして、綺麗なイルミネーションでたくさんの思い出を作りましょう!