噴水広場がスケートリンクに?!
写真は、ミュンヘンのスポットの1つであるカールスプラッツです。この広場・・・普段は綺麗な噴水広場であり、旧市街入口の待ち合わせ場所としての定番なのですが・・・
クリスマスももう間近・・・その12月頃になると、何と突然スケートリンクが現れるんです。!酷寒のドイツの冬には、ドイツのどの都市の噴水も止められ、そして木の覆いをかぶって冬眠に入ります。ですが、中にはこうして仮設のリンクが建てられる噴水もあるんですよ。それがクリスマス期間から冬の間にかけて1つの娯楽スポットになるんです!
私は雪国の出身ではないので分かりませんが、日本では見ることのない光景なのかなって思います。もちろんミュンヘンだけでなく、多くの大都市ではこうした仮設のスケートリンクが造られます。
そんな町中で見かける冬の風物詩スケートリンクですが、ドイツも南のアルプス周辺まで行けば、天然のスケートリンクだってあります。代表格はノイシュヴァンシュタイン城のすぐ近くにあるアルプ湖です。湖面に厚い氷がはった極寒の冬、地元の人がスケートをする姿が見られることもありますよ!
移動遊園地は祭りの定番?!
写真は、ミュンヘンのオクトーバーフェスト会場のテレジエンヴィーゼの様子です。フリューリンクスフェストというお祭りの数日前に撮ったのですが、実はこの場所、普段は何にもないだだっ広いただの広場です。ですが、オクトーバーフェスト、そしてフリューリンクスフェスト(オクトーバーフェストの春バージョン)の際には、数日にしてテーマパークに様変わり!ドイツのお祭りの定番、移動遊園地がやってくるんです!
移動遊園地とはその名の通り、乗り物などを移動式にし、場所や時間を固定しない遊園地のことです。遊園地とはいっても、小規模の祭りやクリスマスマルクトなどではメリーゴーランドなどの乗り物しかない場合もあります。オクトーバーフェストの場合はさながら本物の遊園地のようで、スリル満点のアトラクションから大観覧車までもが動き、普段何もない広場だとはとても信じられないような光景になりますよ。
日本のように、据付の乗り物がある遊園地やテーマパークがあまりないドイツですが、祭りやイベントのたびに突然現れる移動遊園地。普段なんでもない場所に、一夜城のようにして現れる遊園地に、初めての人は絶対ビックリするはずです!
川でサーフィン?!
ミュンヘンのイギリス庭園に流れる川でサーフィンをしている人達を撮ったのが、右の写真です。
私たちの日本は、四方を海に囲まれた国。内陸に住んでいる方だって、ちょっと頑張れば海に行けちゃいますよね。ですが、南ドイツには海がないので、ミュンヘンの人たちはこんな意外な所でサーフィンを楽しむんです!それに、川沿いには水着の男女もたくさんいて、まるで海水浴場のような感じにもなるんです!
南ドイツを中心とした夏の川は、ドイツ人にとってはきっと私たちの感じる海なのかもしれないですね。
歌うより踊り!カラオケよりディスコ!
多くの外国に当てはまることではありますが・・・ディスコはドイツ人の若者にとって最大の娯楽のひとつです!まさに日本人にとってのカラオケのような存在です。
そんな踊るのが大好きなドイツ人ですが、意外なことに、1人でマイクを握って歌うことはほとんどありません。教会の賛美歌などのコーラスは普通ですが、「1人で歌う」という文化がないんです!
ですが、最近では大都市にカラオケもちらほらできてきて、日本から輸入したこの娯楽文化も徐々に広まりつつあります。もともと騒ぐのが好きなドイツ人ですので、今後日本のようなカラオケ文化が浸透していくかもしれないですよね。