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不思議な光景?!ドイツの食文化

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私がドイツ留学生活で実感したドイツ文化。繊細な日本食と、大味なドイツ料理、全く異なる両国の食文化の違いをご紹介!
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町中でリンゴが歩く?!

 ドイツ人の家庭には、どこにでもりんごがあります。生活必需品といってもいいくらいにドイツ人はりんごが大好きなんです。アプフェルシュトゥルーデルというドイツを代表するりんごケーキも大人気ですし・・・

 ん?そんなの日本人だって・・・アップルパイはあるし、アップルティーだって、りんご飴だって、うさぎの形に切ったリンゴだって・・・。いやいや、ドイツはちょっと次元が違うんです!

 それは、ドイツ人のガッツリとした容姿にぴったりの光景、普段から町中で、皮もむかずにかぶりつくのが当たり前のような世界なんです。


 へたは以外は綺麗に全部食べてしまったり、マンガの様に綺麗に芯だけ残して食べてしまったり、町中を歩いていてもりんごを片手に歩いている人をよく目にします。町の露店などでもりんごが売られていて、それを買って歩き食いしてる人もたくさんいます。学校の休み時間や仕事の休憩時間、電車の待ち時間などにもやはりりんごとドイツ人が中よさそうに並んでいます。

 日本と違うのは、りんごは人前なんて関係なく豪快にかぶりつくっていうスタイルが浸透している点なんです!でも、皮に酸味があって私は剥くよりもおいしいんじゃないかなって思います。日本では恥ずかしいですが、ドイツでは全然大丈夫ですので、皆さんも町中でぜひ試してみてくださいね。


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帽子をかぶったゆでたまご?!

ドイツの朝ごはん

 写真は、私のホームステイ先の朝食の食卓です。ちなみに、これは休日の朝食です。ドイツ人の朝はがっつりという家庭も多いようですが、容姿に似合わず意外と少食だったりもします。

 パンの1つや2つに、ハムの盛り合わせ、チーズやオレンジジュース(朝は一般的にオレンジジュースで、夕食はアップルジュースっていうのが合うみたいです)、それにデザートとしてヨーグルトなどがつくといった感じです。こう書くと割としっかりした食事のようですが、日本での朝食はご飯派って方にとっては、ちょっと物足りないと感じるかもしれません。


 でもここでの一番の注目は・・・この写真をよく見ていただくと、ひとつ面白いことに気がつくと思います。・・・毛糸の黄色いニット帽はなんだ?!何とこれは・・・ゆで卵なんです!

 ドイツ人は休日の朝はゆで卵を食べることが多いらしく、その食べ方は日本とはまるっきり違います。アイアーベッヒャーという専用の卵を立てる容器に置き、殻の上半分だけを割って、スプーンでほじくり出して食べるんです!そして写真の帽子は、ゆで卵が冷めない為、また飾りの意味でものせてあるんです。


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魚がほしい!胃がもたれる・・・

ドイツの魚

 写真は、シュトゥットガルトのクリスマスマルクトのすぐ入口脇にあるニジマスの塩焼きの名物店です。ドイツでは日本と違って魚を見ることはあまりないので、ましてやこんな日本っぽいあぶり焼きの光景を見せられては、食欲が大いにそそられます。これにドイツビールを合わせたら、もう最高です!

 ドイツでの魚といえば、南ドイツではこのニジマス(フォレレ・ブラウという料理が有名です)や、サーモンなどが中心となっています。一方、港町のハンブルクなどでは日曜にフィッシュ・マルクトも立つくらいで、日本に負けず劣らずたくさんの魚介類を手に入れることができます。

 私はミュンヘン住まいだったので北ドイツのことは詳しくありませんが、ドイツでは寿司ネタも当然のように少なく、スーパーでも肉ばかりが目立ちます。魚好きの日本人には、ドイツの肉食を中心とした食文化は、胃がちょっともたれちゃうのがしんどいところです・・・


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自宅でスタバ?!

カプチーノ

 写真は、ホームステイ先でしょっちゅう出されたカプチーノです。ドイツの家庭では、エスプレッソマシーンは必需品!家庭で簡単にカプチーノやエスプレッソを作るというのは当たり前の習慣です。日本での炊飯器のような感じですね。

 昼下がりには、おやつ感覚できめ細かい泡のカプチーノを飲んだり、ガッツリとしたケーキと一緒にカプチーノタイムがあるのも普通です。

 それから、夕食の後にはエスプレッソ、これも結構普通です。肉食が中心のドイツの食事なので、もたれる胃や胸のむかつきを取り去る為にも、苦味100%のエスプレッソは効きますよ!ドイツのホームステイでのカプチーノタイムやエスプレッソタイムを楽しんでくださいね。


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