カポカポ音する交通手段?!
ドイツに限らず、ヨーロッパの観光地と呼ばれる町でよく見かけるのが・・・馬車です。一般的な交通手段ではないですが、ミュンヘンなどの大都市の、車が頻繁に往来する大通りでも、カポカポいわせながら馬車が歩いていたりします。
調教されているので当たり前ではありますが、信号が赤になったらしっかり止まるのには感心しますし、後ろを走る車が馬のペースに合わせていたり・・・なんだか忙しい日本ではありえないような和みの光景が見られたりします。
良心問われる交通機関?!
ドイツの駅には、改札がありません!なので、悪い人なら切符なしでも入り放題、乗り放題・・・ができてしまうんです。。。でも、電車や路面電車にはランダムで私服の検札員が回っているので、もし見つかったら罰金が科せられます!というより・・・そのまえに良心で悪い心を抑えてくださいね。違反はいけません!!
詳しくは、ドイツの交通事情をご覧になってください。
電車が真っ二つ?!
夜の電車がとある駅に着く。・・・すると、終点でもないのに、全ての・・・全ての乗客が私の乗っていた車両を降り・・・そして人っ子一人いなくなってしまった・・・。何だか不吉な予感がする・・・。
ドイツで電車に乗っていて最もびっくりしたことがこれ。町の中心部から郊外に出る時など、中継の駅で車両を切り離して、節電のために車両を減らして走行することがあるんです。こんなときはもちろん、「△両目以降の乗客は、▲両目までに移動してください。」っていう放送があります。でも・・・その時はまだドイツ語があまり聞き取れなかったので、本当に焦った瞬間でした。それにしても、やっぱり省エネの最先端の国ですよね!
待ってても電車のドアは開かない?!
日本でも寒冷地などではあるかもしれませんが・・・ドイツの電車のドアは、駅についても自動的に開閉しません。レバーを引いたり、ボタンを押したりして、全て手動で行わなくてはならないんです!
でも、全てのドアで毎回人が降りるわけでもなく、冬は極寒のドイツなので、こうして手動で必要なドアだけ開けられるようにしてある方が、省エネであり合理的なんです。
手を挙げても無視するタクシーたち?!
ドイツのタクシーは、路上で手を挙げたら停まってくれる・・・そんなシステムはありません。基本的には電話で頼んできてもらうか、決められた場所で乗ることしかできません。
また、ドアも勝手に開くようなこともありませんが・・・紳士な運転手が多いので、その手でしっかり開閉してくれますよ!
路上駐車ちょっと多すぎない?!
写真は、ドイツのミュンヘンの町中のただの道路です。ただの道路ですが、日本のと比較したら明らかな違いがありますよね。そう、延々と並んだ路上駐車の車群です!
ドイツでは、町中には日本のようなパーキングはほとんどありません。公共施設の地下駐車場や集合住宅の共有駐車場などはありますが、日本のようなコインパーキングや月極の普通の駐車場は見た記憶がありません。こうして路肩のスペースに停めるのが基本なんです。但し、もちろん許可証や駐車メーター、場合によっては駐車時間の自己申告などがあり、自由勝手に停められるものではありません。
また、ドイツ人は縦列駐車に関してはプロフェッショナルです!そこ入れるか・・・?!ってほどのちょっとした空きスペースでさえも、縦列駐車を難なくこなしてしまうんです。さっすが車大国だけあってドイツ人はすごいなぁと感心することが多かったです。ですが、もちろんその縦列駐車も苦手な人はいるもの。時々、前後の車に軽くぶつけながらやっと抜け出すような車も見かけました。私の住んでいたミュンヘンの気質もあるのかもしれませんが、ちょっとくらいぶつけても何とも思わないような雰囲気だったのも印象的でした。ぶつけられた車の持ち主はどんな顔をするのだろう・・・?