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ドイツの春は超開放的?!

ドイツの春は超開放的?!

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私がドイツ留学生活で実感したドイツ文化。桜咲き誇る華やかな日本の春に負けず劣らず、ドイツはドイツの喜びをいっぱいに表現しています。
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春になると裸族が出現?!

公園で裸になる人たち

 写真は、ミュンヘンのイギリス庭園の様子です。一見何だかわからないと思いますが、実はこの写真には裸の人たちが何人か写っています。そう、ドイツでは暖かい季節になると、町にこうした裸族が現れるのです!(変な趣味で撮ったのではないです・・・)


 とはいっても、公然わいせつ罪などにはなりません。というより、むしろ文化なんです。ドイツでは、公園などに裸になってもよい合法地区があり、そこだけは下半身まで素っ裸になってもOKなんです。ちなみに上半身に関しては、女性であっても川などで裸になっていることがたまにあります。


 日本では考えられない光景ですが、ドイツ人にとっては別に珍しくありません。ドイツ人は子供の頃から、テレビで裸の女性などを見ることに慣れているといいます。つまり、特別いやらしいという感情をそれほど抱くことない社会が出来上がっているわけです。

 とはいっても・・・日本人よりは遥かにオープンなドイツ人でも、裸になれる人はもちろん一部だと思いますけどね。。。


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ドイツには花粉症がない?!

 日本では、春の足音とともに、本格的な花粉症シーズンの到来・・・アレルギーの方には嫌な季節がやってきます。そんな花粉症、残念ながらドイツにもあるんです。ですが、日本のようなスギやヒノキの花粉などはないので、それらに反応する花粉症が出ることはありません。ちなみに私の場合、ヒノキの花粉に反応して春先にかけて辛い時期もあるのですが、ドイツではそのような症状は全くありませんでした。


 ただ、ドイツにも他の花粉は飛んでいます。イネ科やシラカバが有名ですが、場合によってはその花粉に対して花粉症を発症してしまう方もいるかもしれません。


 ちなみに、マスクのドイツ人はほとんど見たことがありません。アポテーケなどで処方される花粉症対策の薬の利きもよいらしく、私の友達もそれに助けられているとききました。

 日本よりは全体的に楽ですので、その分開放的にもなれるのかもしれないですね。


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白アスパラは春の代名詞?!

 植物が芽吹く春。日本でも、昔から「ふき」やら「菜の花」やら・・・春の味覚がありますよね。もちろんドイツにも!それが、白アスパラガスです。

 でも、ただの春の味覚では終わらないのがドイツの白アスパラ。何と全国津々浦々で白アスパラの収穫と同時に春の訪れを祝って、白アスパラ市が催されるんです!

 中でもニュルンベルクではお祭り規模にまで発展し、白アスパラコンテストまで開かれる状態・・・野菜でこれだけ熱狂するなんて・・・春の訪れは、やっぱり酷寒にいるドイツ人にとっては、日本人よりずっと喜びを感じるものなのかなって思いました。


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やっぱり桜はないの・・・?

ドイツの桜

 写真は、春のミュンヘンのとある街角で見かけた、桜を思い起こさせるようなピンクの樹です。ですが・・・これ以外に、桃色の花を咲かせる樹の思い出というのは、残念ながらほとんどありません。そう・・・やっぱり桜は日本であるからこその春の象徴!やっぱりドイツにいては、日本のように桜で季節感を感じることはないんです。。。


 桜は春の訪れ、気持ちが明るくなるあの季節の訪れは、ドイツでは花見という形では感じることはできません。ですが、その代わりに、若葉の芽吹き、公園や川原でのんびり過ごす人たち、オープンカフェでくつろぐ人たち、こんな光景が現れ始めたら・・・それがドイツの春の訪れの日常風景だといえます。


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花見の代わり!オープンカフェとビアガーデン!

春のオープンカフェ

 花見がないんじゃ、やっぱり花見の宴会はないのか・・・。そんなわけないです!オクトーバーフェストほどではないものの、呑んで食べて楽しむなら、ドイツは日本には全く負けていません!


 写真は、ミュンヘンの新市庁舎前のカフェ。春の訪れとともに、カフェやレストランはこうして屋外が一気に賑やかになります。そして、もちろんビアガーデンもオープンします!!また、ミュンヘンについて言えば、オクトーバーフェストの春バージョン、フリューリンクスフェストというビール祭りも開かれるんですよ。


 日本の花見のような「酒乱」のような雰囲気はありませんが、寒い冬を抜けたドイツの春は、日本以上に開放的な喜びに溢れています!


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