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語学学校を選ぶ前にこれを知ろう

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ドイツ留学生、ワーホリメーカーの方に、ドイツ語学学校に通う前や、学校を探す前に把握しておくべきことをまとめています。右の4つの項目で構成しています。
また、ページ別ドイツの豆知識・雑学などもありますので、是非お読み下さい。

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羨ましいドイツの学校制度

ドイツの学校は本当に羨ましいことばかり!まず、授業は普通午前中だけで終わります。日本のように午後まで教室に閉じ込められてなんてことはありません。午後はゆっくり自分達の時間として使ったりするんです。でも、その代わり給食がありません!何となく小中学校の思い出として残っている給食時間ですが、それがないのは早く帰れる反面、何か寂しさも感じる気がします。また、ドイツの学校には掃除当番もなく、業者などに任せてしまうのが普通なんです。でも、この点に関しては教育上問題があるという声も聞かれます。

それから、ドイツの学校の夏休みには、あの面倒な宿題もないんです。羨ましい限りですよね。そして大学受験もないので、放課後の塾などもありません。こう並べていくと、勤勉勤勉っていうドイツのイメージとは違ってきてしまうように感じたりもしますが、そんなことはありません。日本のように無理におさえつけることはない代わりに、自分の将来は自分の努力次第、自分から進んで勉強しないといけないっていうものが刷り込まれています。ですから、制度で縛るのではなく、人間としての本質的な勤勉さが備わっていくわけです。

皆さんはこうしたドイツの学校制度と、日本の縛り付ける学校制度、どちらがいいと思いますか?ちなみに私は・・・不真面目な方なので、縛られないと勉強しないかも・・・。


私の留学いろいろ体験記

親切すぎる学長さん

私が6ヶ月程通ったミュンヘンの語学学校、忘れもしない最高の学長さんがいました。初対面ではすごく親切というのはドイツ人にありがちなので、初めはいい感じの人だなくらいにしか思っていなかったのですが、とんでもない!その学長さんは、最後の最後まで手取り足取り本当に親身になってくれ、様々な相談にも喜んで答えてくれたんです。家を引き払う際の敷金払い戻しでちょっとゴタゴタがあった時も、不動産の担当者と直接話してくれたり。インターネット等の解約などに追われて困ったときにも、嫌な顔ひとつせずに。当たり前かもしれないけど、ドイツの契約関係の担当者はかなり横柄な態度をとったりするので、そんなときに自分の力強い味方がいてくれるのは本当に心強いですし、その親切さが身に染みるんです。

そんな学長さんに最もお世話になったのは、ワーホリビザから語学学校ビザに切り替える際のこと。最近ではそう簡単にはいかないと聞いていたので、とにかく不安だったのですが・・・全く問題ないよといって役所まで同行してくれ、担当者を直接説得し、見事一発でビザゲットできたんです!最低残金が足りていなかったというのにも関わらず・・・。やはり学長の同行なしには確実に出直しだったと思います。

学長さんが親切な語学学校は本当に頼りになりますので、入学前には一度顔を合わせておくべきですよ!

ちなみにその学長さん、ビザ発行の際に50ユーロくらいかかったのですが、その時手持ちがなかった私のために払ってくれました。後日、チップの意味も込めて60ユーロ返したのですが、日本人のように「お礼なんかいいよいいよ」とまでは言いません。やはりそこはドイツ人だな〜って感じました。

ドイツ語の語学学校の概要

 先ほども触れましたが、語学学校といってもドイツには様々な種類があります。まず大前提として、私たちが通うドイツ語の教室は、『Deutsch als Fremdsprache』というコースです。外国語としてのドイツ語という意味で、その対象は私たちが含まれてきます。語学学校のサイトを見てみても、必ずその表記があるので確かめてみてください。それでは、8つの項目をご説明しますので、語学学校選定の前に把握してください。


@語学学校の種類

 学校としての種類は、大多数が一般の私立学校で、他には公共のフォルクスホッホシューレや、ドイツ政府の委託を受けるゲーテ・インスティトゥトといった特別な語学学校があります。そして、更に私立の学校を細かく分けると、CDCやTandemといった、ドイツ国内や世界にネットワークを持つ語学学校と、その町にしかないものの、地域に溶け込んで人気のある語学学校などがあります。また、高額授業料の学校と格安語学学校、標準的な料金の語学学校などに分けられます。


Aコースの種類

 コース名としては、標準的なものでインテンシブやスタンダードなどがあります。明確な違いはなく、その学校によって呼び方が異なったりもしますが、通常はインテンシブかスタンダードを選ぶことになります。また、学校によっては夏季コース、夜間コース、TestDafコース(公的なドイツ語試験)、プライベートレッスン、ビジネスドイツ語、大学入試コースなどがあります。


B時間・期間と時限数

 ここでは、標準的なインテンシブコースとスタンダードコースの時間をご紹介します。どちらのコースも、通常は毎週月〜金の午前9:00前後〜12:30前後に行われます。1時限は45分で、それが1日4〜5コマというのが標準的です。つまり、1週間の時限数で言うと、1日4(5)時限×5日間=20(24)時限/週となります。また、同じ時限数で午前だけではなく、午後も行っている学校もあります。

 それから、期間としては学校によってまちまちですが、1週間単位で申込めるところから1ヶ月単位のところもあります。また、ゲーテのように2ヶ月と枠が決まっているところもあります。また、ほとんどの学校で最低受講日数が決められていて、それがだいたい2週間程度となっています。


C受講料

 インテンシブやスタンダードコースの料金ですが、ゲーテのように受講料1ヶ月約1,000ユーロといったところから、1ヶ月300ユーロをきるような格安校もあります。それから、初回登録料として50ユーロ前後支払う必要がある学校もあります。また、施設使用料や教材費として、追加料金が20〜50ユーロ発生する学校もあります。


D生徒数

 1クラス4〜6名程度の少人数制のところから、15〜20名程度の大人数のところまでまちまちです。また、人数によって時限数が変わってくるところもあります。例えば、6名程度が通常時限だとして、生徒数が4名以下になったら時限数が減ったりするところもあります。ただ、その場合でも、より密度の濃い授業ができるとも判断できるために、受講料は変わりません。


E宿泊サービス

 学生寮やWG、ホームステイ、ホテルやユースホステルなどから、いずれか2〜3種類程度を提供しているところが多いです。通常は受講料と別途支払うことになります。無線LANやTVなど、室内設備は学校や宿泊施設によって異なりますので、しっかり確認するようにしてください。


Fその他のサービス

 ほとんどの語学学校で、課外活動として市内観光や遠足、スポーツ行事、飲み会、映画やオペラの鑑賞会などを催しています。交通費などは別途として、だいたい格安で参加できるようになっています。また、施設としてはインターネット設備や図書館、メディア教材が揃ったメディオテーク、軽食コーナーなどがあります。それから、ビザ発給の手伝いをしてくれたり、保険の斡旋もしてくれたりします。


G授業レベル

 ほとんどの学校で6段階以上に分けられています。初級A、中級B、上級Cとして、その中でも幾つかのレベルに分かれていることが多いです。


フォルクスホッホシューレ(Volkshochschule,VHS)

 格安の語学学校を選ぶには注意が必要だということは書きましたが、格安でももちろん質が確かなところはあります。その代表格がこのフォルクスホッホシューレ(以下VHSで表記します)です。VHSは公共のスクールで、その町、その地方の自治体などによって運営されています。日本で言えば、いわゆる習い事感覚のスクールと思っていいかもしれません。

 そして、このスクールの魅力は、安さだけによらず、語学以外にも趣味やスポーツなど、様々なクラスがあるということです。ですから、語学として通うのではなく、趣味やスポーツを通して交流を図り、そこから自然と語学力を身につけていくという方法もあります。せっかくドイツに来たので、音楽を学びたい、料理を学びたい、あるいはドイツ人と混じって英語もやりたいっていうのもありです。目的に応じて利用してみるといいと思います。


 また、申し込みは期間が限られていますので、いつから受付が始まるのかをしっかり確認することが必要です。Deutsch als Fremdspracheは特に人気がありますので、あっという間に人数が埋まってしまいますので注意してください。

 ちなみに、私が一時的に通ったミュンヘンVHSのドイツ語学講座は、2ヶ月で150ユーロ程度の安さでした。でも、人数が1クラス20人以上もいて、なかなか話す機会に恵まれず、結局途中で私立の語学学校へ移ってしまったという経験があります。ですから、私自身は正直あまりおすすめはできません。

 最後に、参考までにミュンヘンのVHSのリンクを貼っておきます。

語学学校のメリットと選ぶ際の注意点

 ドイツ留学生には、勉学というはっきりした目的があります。でも、音楽留学であったり、ワーキングホリデーでドイツに渡航するという方には、ドイツ語の勉強は必須ではありません。ドイツでは英語もかなり通じますし、一時的な滞在であるのならドイツ語を勉強する必要はないと思う方もいるかもしれません。ですが、ワーホリには最長1年間という滞在期間が許可されていますし、ドイツで腰を落ち着かせて生活していくには、やはりドイツ語は習いたいものですよね。何のためにドイツに行くのか・・・ドイツに行くからには、ドイツ人達とドイツ語でおしゃべりできるようになるのもひとつの目標ですよね。それに、ドイツ語がある程度話せれば、ドイツ人の友達もできるようになります。そこで必要になってくるのが、ドイツ語の語学学校です!そこで、まずはドイツ語の語学学校に行くメリットをあげてみますね。


【語学学校に通うメリット】1) 個人差はあるものの、ドイツ語の基礎は身につく
2) ドイツの生活習慣や文化を学べる
3) 様々な外国人の友達ができる
4) ホームステイや住居を斡旋してもらえる
5) いざという時の駆け込み寺になる
6) 遠足などの課外活動でも思い出がたくさんできる

 ざっとこれくらいは挙げられます。もちろん学習能力に個人差はありますので、ドイツ語の習熟度は人によって違います。ですが、共通していえるのは、語学学校に通っていればドイツ生活がより充実し、多くの思い出や出逢いも生まれ、より良い滞在になるのは間違いありません。

 しかし、いざ通おうと思っても、ドイツには非常に多くの語学校があり、ドイツ人のための英語教室やその他の外語教室、そして、私たちを対象とした外国人の為のドイツ語教室(Deutsch als Fremdsprache)などがあります。当サイトでも、標準的なドイツ語講座のある100校程度のドイツ語学校をご紹介していますが、本当にその数はたくさんありますので、どれを選ぶかを迷ってしまうと思います。そこで、まずはドイツ語学校を選ぶ前に、以下の点をもう一度見直してみてください。


【語学学校を選ぶ前の整理点】1) どのレベルのドイツ語を身につけたい?
2) どの町で生活したい?
3) どれだけの時間、どれだけの期間学びたい?
4) どれだけのお金をかけられる?
5) 自分は消極的?積極的?積極的になりたい?
6) ドイツに渡航する(来た)目的は?

 まずは以上のことをメモに書き出してみてください。そして、その条件を決めたら、当サイトのドイツ全域の語学学校一覧等のページで、ドイツの語学学校を探してみてください。きっと条件に当てはまるものが見つかると思います。

 最後に注意点ですが、やはり大多数の方は、なるべきお金をかけたくないと思っていらっしゃると思います。そんな方のためにも格安の語学学校も多くご紹介していますが、「格安の語学学校では、教師免許のない一般人を安く雇い入れていることがある」ということを覚えておいてください。それでも、あまりにも質が酷すぎるという話はあまり聞きませんが、やはり語学学校にもピンキリがあります。このことをしっかりとおさえて、語学学校を選んでいただければと思います。

体験入学は語学校選定のいい手段!

 どこの世界にもこんな言葉があります・・・「百聞は一見に如かず」。(ちなみにドイツ語では、「Erfahrung ist die beste Lehrmeisterin.(直訳すると、"経験こそ最良の教師"です)」です。)語学学校情報も提供している当サイトとしては、こう言ってしまうのはかたじけないのですが・・・でも、語学学校の選定に迷っている方にとっては、得られるところから情報は得て、最後は自分の目で決めるというのは大切なことです。

 どこの語学学校でも体験入学(授業体験)はやっていると思いますので、お金を払う前に一度授業風景を見て、それで自分にあった雰囲気かどうかを見極めることはとても大事です。逆に、もし体験入学を実施していないという名のない語学学校は、それだけで怪しいと思っていいと思います。

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