オペア(オーペア)制度とは?
公に認められている、国家間の文化交流としての、若者の留学の1つの手段です。
ドイツの場合は、現地の子ども(赤ちゃん)のいる家庭にホームステイをし、いわゆるベビーシッターとして働きながら、家族達と一緒に暮らします。
子どもの世話をする代わりに、滞在費は無料っていうところがミソで、資金的に留学を悩んでいる女性にとっては、そのネックを解消できるいい手段かと思います。
ちなみに、私自身がオペア(Au Pair)という言葉を初めて聞いたのは、語学学校で外国人の女性と話した時です。それまでは全く耳にすることがありませんでしたが、実はこのオペアを利用して留学生活を送っている外国人の女性はけっこういるということをそこで知りました。ただ、日本人に関していうと、オペアをやっていたのは、その後知り合った女性ひとりだけでした。
つまり、日本人にとっては、あまり馴染みのないプログラムかもしれませんが、世界的に見れば珍しくない留学の形だといえると思います。
ただ、もちろんこの制度を利用するにも、下にまとめたような幾つかの条件があります。また、ある程度最低限のドイツ語力も必要ですし、ドイツ人の赤ちゃんの世話をすることも容易ではありません。
生半可な気持ちでいては、ストレスなどで挫折してしまうことも少なくないと聞きますので、じっくり考えてから決めてくださいね。
オペアプログラムの条件・内容一覧
- 以下の事項は最低限チェックしてください!
期間 | 6ヶ月〜12ヶ月 |
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年齢制限 | 18歳〜24歳 |
参加条件 | 基本的なドイツ語力/未婚で子どもがいない/高卒以上等 |
ビザ | ワーキングホリデービザ/語学学生ビザ(オペアビザはなし) |
現地滞在費 | 住居費無料(家賃・光熱費等) |
報酬 | 住居費/1日3食/月200ユーロ程度の小遣い |
休暇 | 基本的に土日と、平日の労働義務時間(6時間)外は全て自由 6ヶ月毎に2週間の有給休暇 |
労働内容 | 週30時間(1日6時間)子どもの世話をする 週2回程度の夜間ベビーシッター 掃除や洗濯などの家事手伝い |
その他特記事項 | ※渡航に際し、健康保険の加入が必要 ※語学学生ビザの取得は、最低貯蓄高、在籍証明などが必要 ※仲介業者の斡旋が必要 ※語学学校に通う場合は、学費は別途自己負担 |
以上のような内容でオペアプログラムが組まれていますが、これを利用するには基本的に斡旋業者の仲介が必要です。自力でも可能かもしれませんが、その場合の手順や詳細条件などは別途確認してください。当サイトでは、あくまで留学手段としてオペア制度があるということをご紹介しています。
オペアの仲介斡旋業者
ワーキングホリデーと比較して遥かに安く済むオペア制度ですが、国内にいる時点で全て自力で手配するのは難しいです。ここでは、オペアプログラムの斡旋業者をご紹介します。
- Au Pair Box
- Aupair WorldWide
- Invia AuPair
- STEP IN
- Au-Pair 4 you
- Au-Pair Society e.V.
- Au Pair AMS
- Find Au pair
いずれもドイツ語か英語のサイトで、ドイツでのオペアの斡旋を行っています。尚、私自身はいずれの斡旋業者も利用したことはありませんので、どの業者が安いかなどはわかりません。業者選択などは、あくまで自己責任の上、よく熟慮して決めるようにしてください。