どんな居住形態があるの?
ここでは、ドイツで住居を借りるときの代表的な3つの居住タイプをご紹介します。
【Wohnung(ヴォーヌンク)】
一戸建てのことを指すこともありますが、基本的には日本で言うアパートやマンションなどの集合住宅のことを指しています。ワーホリメーカーさんなどは、一人暮らしをする際にはこのWohnungの一室について賃貸契約を結ぶことになることがほとんどです。
【Wohngemeinschaft(WG:ヴォーンゲマインシャフト)】
通称WG(ヴェーゲー)といい、ドイツでのハウスシェアやルームシェアのことです。一戸建てやWohnungを借りるのに、何人かでシェアをしようという方法です。日本ではそれほど馴染みはないかもしれませんが、ドイツの大学生には割と一般的な生活形態だったりします。具体的には、キッチンやトイレ、バスルームなどを共有し、個々の部屋を持つという形で生活をすることになります。メリットとデメリットを挙げるとすれば・・・
WGのメリット | ・独りではないので寂しくない |
・外国人、日本人の友達ができる | |
・家賃も人数分で割れるため、非常に経済的 | |
・食品なども経済的に使用、購入できる | |
・広いスペースを使用できるので、物理的には窮屈にならない |
WGのデメリット | ・プライバシーを保てない |
・同居者とのルール設定が必要 | |
・帰宅時間や風呂時間などの生活時間帯でトラブルが多い | |
・物の貸し借りでトラブルが起こることもある |
以上のように、WGでも一長一短があります。外国人の友達を見つけるためにシェアをするという方もいらっしゃいますが、トラブルを避けるには親しい友人とシェアをする方がいいかもしれません。
【Homestay(ホームステイ)】
ワーホリメーカーの方は、まずはホームステイからという方が多いと思います。ホームステイのメリットは、やはりバックがついてくれているという安心感、そして生のドイツ語で毎日コミュニケーションがとれるということですよね。また、お母さんにドイツの家庭料理を作ってもらったり、ドイツの一般家庭の生活と触れ合えることが最大の魅力です。ただ、もちろんホストファミリーにも様々なタイプがあり、必要以上に交流をもとうとしない、料理も作らずインスタントばかり、なんて家もあるってよく聞きます。ですから、語学学校の紹介をもらう時などには、細かく条件を提示するといいと思います。
また、あくまで他人の家に住ませてもらうわけですので、その家のルールに従う必要があります。洗濯物の洗う頻度、生活時間帯(帰宅時間や風呂時間など)、食事の好き嫌いなどは必ずチェックするようにしてください。
1年間のワーホリをするのであれば、1ヶ月はホームステイをすることをおすすめします!私は3ヶ月間ホームステイをしましたが、その家のルールがあるにせよ、ドイツの一般家庭の日常の雰囲気を十分に味わえましたし、同じホームステイの外国人の友達もできました。それに、引越しをした後でも、ドイツ生活のフォローもしてもらえました。何かあったときのための駆け込み寺ではありませんが、信頼できる人間関係を築いておくことは、その後の留学生活の大きな支えになるはずです!
住宅探しのお役立ちリンク
ここでは、ドイツで住宅物件を探すために便利なサイトを載せますので、是非参考になさってください。
- ドイツニュースダイジェスト 広告掲示板に住宅情報がよく出ます。
- べるりんねっと789 ベルリン在住の方には必見の生活情報サイトです。
- デュッセルネット デュッセルドルフの生活情報サイトです。駐在員向けの情報が多いです。
- シティマガジン ハンブルク ハンブルク在住の方には重宝する生活情報サイトですよ。
- フランクフルト生活情報 その名の通り、フランクフルトの生活情報が盛り沢山のサイトです。
- 西山不動産 ハンブルクの日系不動産会社のサイトです。
- STUDENTEN-Wohnung.de ドイツ人学生がよく利用しています。沢山のWG情報があり、自分でも広告が出せます。
- DP Informationdienst デュッセルドルフ周辺の物件情報を扱う不動産サイトです。
- Home Company ドイツ他近隣諸国の賃貸物件を英語でも探すことができるサイトです。
- e-rent.de デュッセルドルフ・ボン・ケルンなどの家具付物件を紹介しているサイトです。
- immobilo.de ドイツ全国の安い物件がたくさん検索できます。
生活情報サイトなどでは、住宅物件の掲示板などもありますので、そちらをこまめにチェックしていただければいいと思います。また、有用なサイトがありましたら追加していきます。