ドイツ入国の手続き
日本を発ち直行便で約12時間、乗継便では20時間程度、目下には広大なドイツの大地が見えてきます。寂しさ、不安、期待、喜び、様々な感情が入り乱れた日本出国。離れ行く日本に涙した方もいらっしゃるはずです。でも、ここまで来ればもう、目の前には大きな目標、夢、希望しか広がっていないと思います。
もうここまで来ればどうにでもなる!ってところですが、ここでしっかりとドイツ入国を果たすための流れを把握しておきましょう。
空港内でのドイツ入国の手続き
- 到着(Ankunft)
- 入国審査(Passkontrolle)
- 荷物受取(Gepaeckausgabe)
- 税関(Zollkontrolle)
@到着
航空会社によって到着ターミナルは異なりますが、降機したらまずPasskontrolle(パスコントローレ)の表示のある矢印に従って進みましょう。前を向いて歩いてさえいれば、嫌でも表示はわかりますので安心してください。人の流れもあるので大丈夫です。
A入国審査
続いては入国審査です。響きはちょっと怖いかもしれませんが、あっさりと通してもらえるので心配いりません。ただ注意しなければいけないのは、入国審査のゲートがEUのパスポート所持者と、EU以外のパスポート所持者で窓口が違うという点です。ですから、日本国籍であれば、Non EU Nationals(Non-EU)という窓口で審査を受けるようにしてください。ドイツの場合は入国カードも不要で、パスポートを提示するだけで大丈夫です。
B荷物受取
入国審査が済んだら、次は預入荷物受取です。入国審査よりこちらの方が不安という方もいらっしゃると思います。まずはGepaeckausgabe(ゲペックアウスガーベ)という案内に向かって進みましょう。荷物はターンテーブルに乗って流れてきますので、ここで自分のものをピックアップして下さい。ちなみに、そのまま国内の別の都市へ移動する場合は、荷物受取はありません。ただ、この場合はチェックイン時のクレームタグの行き先をしっかりと確認しておいてくださいね。
C税関
荷物を受け取ったら、最後に税関です。通常は出口がそのまま税関になっています。所持品が免税の範囲で申告の必要が無い場合は、そのまま緑のカウンターへ進みましょう。申告する必要がある場合には赤のゲートへと進んでください。
※万が一手荷物が流れてこない場合は係員へ告げてください。ドイツ国内の住所、電話番号、あるいは届け先や取次ぎ人などをきかれますので、それを間違いの無いように伝えてください。荷物経路を追跡してくれ、通常は数日後に伝えた住所に荷物を届けてくれます。
税関が済めば、いよいよ自由になれます。最後のドアをくぐれば、学校やホストファミリーなどの出迎え、あるいはバス、鉄道、タクシーなどの交通手段が待っています。ドイツ国内の交通手段については別のページでお伝えします。
ドイツの税関規定
ここでは、満17歳以上の方が税関を通らずに持ち込めるものについてリストアップします。この制限量を超えてしまう場合には、赤のゲートを通って必ず税関申告をして下さい。
タバコ | 紙巻タバコ/200本 葉巻タバコ/50本 細葉巻タバコ/100本 タバコ製品/250g |
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アルコール | 蒸留ワイン/2リットル その他のワイン類/2リットル 度数22度以上の蒸留酒/1リットル その他のアルコール飲料/2リットル |
香水 | 香水/50g オードトワレ/250ml |
コーヒー | コーヒー/500g |
その他 | 178.95ユーロ相当の土産物 1万5338.40ユーロ以上の現金 |
ドイツの主な空港
ドイツの主要空港のリストです。英語またはドイツ語のサイトです。
- ドイツ最大にしてヨーロッパ第2の空港フランクフルト国際空港
- ドイツ第2位でヨーロッパ第7の空港ミュンヘン国際空港
- ドイツ第3位の空港デュッセルドルフ国際空港
- ドイツ第4位の空港ハンブルク国際空港
- 2011年閉鎖予定ベルリン・テーゲル国際空港
- 2011年にベルリン・ブランデンブルグ国際空港へベルリン・シェーネフェルト国際空港
- エア・ベルリンのハブ空港ニュルンベルク空港
- 旧東ドイツのターミナル空港ドレスデン空港
- ブレーメン空港
- ケルン・ボン空港
- シュトゥットガルト空港