部屋を探す7つの方法
ここでは、ドイツで部屋を探すための現実的な方法を7つに分けてご紹介します。理想の部屋を見つけるのはなかなか大変ですが、できるだけ安く納得のいく部屋を見つけられるよう参考になさってください。初めに比較表、その後でそれぞれの説明を設けています。
住宅探しの方法 | 便利さ | 安さ | 安心感 | 情報量 | レア度 |
---|---|---|---|---|---|
@日本人コミュニティを活用する | ◎ | ○ | ◎ | △ | ◎ |
A語学学校で紹介してもらう | ◎ | △ | ◎ | ○ | △ |
B不動産・不動産仲介業者に申込む | ○ | × | ◎ | ◎ | ○ |
C口コミ | ○ | ○ | ○ | × | ◎ |
D新聞や雑誌などの広告を確認する | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
E新聞や雑誌などに広告を出す | △ | △ | △ | × | ○ |
F大学などの掲示板を利用する | ○ | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
@日本人コミュニティを活用する
比較表では安心感に◎をつけましたが、やはりドイツ語がままならない方にとっては現地の日本人のコミュニティや、mixiなどのコミュニティ、その他情報サイトの掲示板などに載っている募集広告が安心です。(もちろん当サイトもこのような掲示板ができるよう努力してまいりますm(__)m)その他、ドイツの日本語新聞「ドイツダイジェスト」、各地域のコミュニティチラシなども利用できます。また、現地の日本食品店や日本食レストラン、ネットカフェなどにも情報が掲載されていることがよくあります。実際に、私もミュンヘンの日本食材店の掲示板には、幾度となく大変お世話になりました。
ですが、同じ様に物件を探している日本人の方も多いので、競争率が高いです!つまり、こまめにチェックして、ちょっとでもいい情報があったら迷わず問い合わせることが大切ですよ。中には、日本人の住んでいたアパートをそのまま引き継いで借りられるというケースもありますので、フォローもしてもらえますし、契約書のサインも楽ですので、一番いい方法だと思います。
A語学学校で紹介してもらう
語学学校に通われている方にとっては、語学学校の窓口や先生に協力してもらうのもいい方法です。特に、ホームステイを希望する場合は語学学校の紹介が一番便利です。ドイツ語が少しでも分かれば、けっこうスイスイ決まってしまいますよ。そして、やはり生徒の身を守る学校である以上、安心できます。ただ、やはり入居時に紹介料がとられてしまいますので、割安感はありません。
B不動産、不動産仲介業者に申込む
新聞や口コミ、インターネットなどで紹介されている安心できる不動産会社や仲介業者に無料紹介登録をしましょう。その際に、自分の住居希望条件を提示できます。すると、その後その条件に見合った物件が見つかり次第、業者の方から連絡がきますので、その都度物件の見学に行くことになります。(もちろん断ることもできますし、余計な手数料がかかることもありません。)
そして、自分の希望の住居が見つかって契約することになれば、家賃の2〜3ヶ月程度の仲介手数料(Provision)を支払うことになります。不動産を介す場合、何といってもこの手数料が痛すぎます。ですから、最後の手段というつもりで利用することをお勧めします。
C口コミ
おまけです。他の手段で探しつつ、知人友人などにも紹介してもらえるように頼んでおきましょう!現地の日本人同士の繋がりは意外と芋づる式に広がっていたりします。友人の友人からなど、意外なところからいい情報が転がり込んできたりしますよ。重要な手段です!
D新聞や雑誌などの広告を確認する
おおよそ週に2回ほど、新聞に募集広告が大々的に取り上げられます。ここでチェックした情報を元に、広告の提供者に電話をして見学の予約を取り付けましょう。ドイツ語がある程度扱えなくては難しいという点がデメリットといえます。また、競争率が高いので、迅速な行動も求められます。
E新聞や雑誌などに広告を出す
上記とは逆に、自分から新聞などに希望する物件条件などを提示して、連絡がくるのを待つという方法です。当然ながらドイツ語力も求められますし、インターネットの情報版がある現在ではあまり現実的な方法ではないかもしれません。参考までに載せておきました。
F大学などの掲示板を利用する
この方法は意外と穴です。ミュンヘンやハンブルク、ベルリンなどの大都市にはほとんど大きな総合大学があります。その校舎の一部などに設置されている学生用掲示板には、膨大な量の紹介物件やルームシェアの募集広告などが貼られています。それらの中から自分に合う物件を見つけて、提供者に連絡を取るというのは非常に有効な手段ですよ。ただ、やはりある程度のドイツ語力は求められますし、見知らぬ他人と連絡を取るのですから、不安もあると思います。
でも、場合によっては外国人の友人を見つけるいい機会にもなりますし、タンデムパートナーを見つけられるかもしれないというメリットもあります。油断は禁物ですが、チェックするべき有効な方法ですよ!